概要
OSXのApp Storeで「プロ向けビデオフォーマット」のバージョンアップが表示されて、アップデートしても消えない、という現象が発生した。
おかげで、AppStoreの画面はこんな感じに・・・・
なんとか対処できたので、メモっておく。
対処1
とりあえず、Console.appを起動してログを見てみた。
以下のようなログが出力されていた
cloud : Failed to create dir at /Users/USER/Library/Containers/com.apple.QuickTimePlayerX/*/Assets: Error Domain=NSCocoaErrorDomain Code=513 "フォルダ“CloudKit”にファイル“Assets”を保存するためのアクセス権がありません。" {NSFilePath=/Users/[ユーザー名]/Library/Containers/com.apple.QuickTimePlayerX/Data/Library/Caches/CloudKit/Assets, "操作を完了できませんでした。その操作は許可されていません"}
cloudd: Failed to create dir at /Users/USER/Library/Containers/com.apple.TextEdit/*/Assets: Error Domain=NSCocoaErrorDomain Code=513 "フォルダ“CloudKit”にファイル“Assets”を保存するためのアクセス権がありません。" {NSFilePath=/Users/[ユーザー名]/Library/Containers/com.apple.TextEdit/Data/Library/Caches/CloudKit/Assets, "操作を完了できませんでした。その操作は許可されていません"}
それぞれディレクトリを確認すると、
以下のディレクトリがそもそも存在しなかった。
/Users/[ユーザー名]/Library/Containers/com.apple.QuickTimePlayerX/Data/Library/Caches
/Users/[ユーザー名]/Library/Containers/com.apple.TextEdit/Data/Library/Caches
なので、mkdir -p ディレクトリで、作成した。
対処2
上記でも解決しなかったので、インターネットで検索。以下のページにたどり着いた。
Step by step: プロ向けビデオフォーマット 2.0.1.0 が繰り返しインストールされる
ここの手順であっさり解決。
追記(2015/04/27 13:00)
うちにある2台のMacが同じ症状だったのだが、2台目は、対処2のみで解消した。
対処1は不要かもしれない。
追記2(2015/5/18)
追記2(2015/5/18)
2015/5/9頃に対策版のアップデートが出ているかもしません。
上記の対応のあと、5/9にアップデートが再度表示され、アップデート実施後は、再表示されていません。